「給料だけでは将来が不安」「収入を増やして生活に余裕を持ちたい」という会社員は年々増えています。厚生労働省の調査によると、副業を行う会社員は約450万人に達し、その数は右肩上がりで増加中。この記事では、本業と両立しながら月10万円の副収入を得るための具体的な方法を解説します。
この記事でわかること
- 会社員が副業を始めるべき理由
- 副業の時間を作る具体的な方法
- 会社にバレないための対策
- 会社員におすすめの副業5選
- 確定申告のやり方と注意点
会社員が副業を始めるべき5つの理由
1. 給与が上がりにくい時代
日本の平均給与は過去30年間ほぼ横ばい。昇給だけに頼るのはリスクが高く、自分で収入源を増やす必要性が高まっています。
2. リスク分散になる
会社が倒産したり、リストラされたりしても、副業で収入があれば生活を維持できます。複数の収入源を持つことは最大のリスクヘッジです。
3. スキルアップにつながる
副業で身につけたスキルは本業にも活かせることが多い。市場価値が上がり、転職や昇進にも有利になります。
4. 定年後の準備になる
60歳を過ぎても続けられる仕事を今から築いておけば、定年後も収入を得続けることができます。
5. 政府も副業を推進
2018年に政府が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を策定。多くの企業が副業を解禁しており、副業しやすい環境が整ってきています。
会社員の副業に関する統計
- 副業を行う会社員:約450万人(パーソル総合研究所調査)
- 副業を容認する企業:約55%(2024年時点)
- 副業収入の平均:月4.5万円
- 副業時間の平均:週10時間程度
副業の時間を作る5つの方法
「忙しくて時間がない」という会社員のために、副業時間を確保する具体的な方法を紹介します。
1. 朝活を取り入れる
夜は疲れて集中できないことが多いですが、朝は頭がクリア。起床時間を1時間早めるだけで、週7時間の副業時間を確保できます。
朝活のコツ
- 前日の夜に翌朝やることを決めておく
- スマホのアラームは別の部屋に置く
- 朝起きたらすぐに水を飲んで目を覚ます
- 最初は15分から始めて徐々に延ばす
2. 通勤時間を活用する
片道1時間の通勤なら、往復で週10時間。スマホでできる作業(ライティング、リサーチ、学習)を通勤中に行いましょう。
3. 昼休みを有効活用
昼食を30分で済ませれば、残り30分は副業に使えます。クライアントへの連絡や、短時間でできるタスクをこなすのに最適。
4. ムダな時間を削減する
SNSやYouTubeを見る時間を減らすだけで、週に数時間は確保できます。スマホのスクリーンタイムを確認して、ムダな時間を把握しましょう。
5. 週末にまとまった時間を確保
土日のどちらかは副業デーに設定。平日は細切れ時間、週末にまとまった作業を行うハイブリッド型が効率的です。
会社員Aさんの1週間スケジュール例
| 時間帯 | 平日 | 週末 |
|---|---|---|
| 6:00-7:00 | 朝活(副業作業) | 朝活(副業作業) |
| 8:00-9:00 | 通勤(リサーチ・学習) | - |
| 12:00-12:30 | 昼休み(連絡対応) | - |
| 18:00-19:00 | 通勤(リサーチ・学習) | - |
| 21:00-22:30 | 夜作業(疲れていれば休む) | - |
| 9:00-17:00 | - | 副業作業(休憩込み) |
週の副業時間:約20時間(平日10時間+週末10時間)
会社にバレないための5つの対策
重要な注意点
まず最も重要なのは、就業規則を確認することです。副業が完全禁止の場合は、懲戒処分のリスクがあります。「許可制」の場合は正式に申請することをおすすめします。副業OKの会社でも、以下の対策は「念のため」として参考にしてください。
1. 住民税を「普通徴収」にする
副業がバレる最大の原因は住民税。確定申告の際に「住民税の徴収方法」を「自分で納付(普通徴収)」に選択することで、会社に副業収入が伝わることを防げます。
2. 同業他社の仕事は避ける
本業と競合する副業は、就業規則違反になるリスクが高い。異業種の副業を選ぶのが安全です。
3. SNSでの発信に注意
副業の実績をSNSで発信する場合、本名や顔写真を避ける。同僚に見つかると、社内で噂が広まる可能性があります。
4. 本業に支障を出さない
副業で疲れて本業のパフォーマンスが落ちると、上司から疑われる原因に。睡眠時間は確保し、本業のクオリティを維持しましょう。
5. 社内で副業の話をしない
信頼できる同僚でも、話が広まるリスクはあります。副業のことは社外の人だけに話すのが安全です。
会社員におすすめの副業5選
時間が限られる会社員でも取り組みやすく、スキルアップにもつながる副業を厳選して紹介します。
1. AIを活用したライティング
ChatGPTなどのAIツールを使って、記事作成やコピーライティングを行う副業。未経験でも始めやすく、需要も高い。
| 月収目安 | 3〜15万円 |
| 必要時間 | 週10〜15時間 |
| 始めやすさ | 簡単(AIが補助) |
| スキルアップ | 文章力、AI活用力 |
2. Web制作・コーディング
HTML/CSSを学んでWebサイトを制作する副業。単価が高く、スキルが市場価値になる。
| 月収目安 | 10〜30万円 |
| 必要時間 | 週15〜20時間 |
| 始めやすさ | 学習期間3〜6ヶ月 |
| スキルアップ | プログラミング、デザイン |
3. 動画編集
YouTube動画やSNS用の動画を編集する副業。AI編集ツールの登場で効率化が進んでいる。
| 月収目安 | 5〜20万円 |
| 必要時間 | 週15〜20時間 |
| 始めやすさ | 学習期間1〜2ヶ月 |
| スキルアップ | 動画制作、クリエイティブ |
4. オンライン講師・コンサル
本業の専門知識を活かして、オンラインで教える副業。ストアカ、ココナラなどで始められる。
| 月収目安 | 5〜30万円 |
| 必要時間 | 週5〜15時間 |
| 始めやすさ | 専門知識があれば簡単 |
| スキルアップ | 教える力、プレゼン力 |
5. ブログ・アフィリエイト
自分のブログを運営して広告収入を得る副業。時間はかかるが、資産性が高い。
| 月収目安 | 0〜50万円(変動大) |
| 必要時間 | 週10〜20時間 |
| 始めやすさ | 簡単だが成果まで時間がかかる |
| スキルアップ | SEO、マーケティング |
確定申告のやり方と注意点
確定申告が必要なケース
副業収入が年間20万円を超える場合、確定申告が必要です。20万円以下でも、住民税の申告は必要なので注意しましょう。
確定申告の流れ
- 1. 収支を記録する
収入と経費を毎月記録。会計ソフト(freee、マネーフォワード)を使うと楽。 - 2. 必要書類を準備
源泉徴収票、支払調書、経費の領収書など。 - 3. 確定申告書を作成
e-Tax(電子申告)か、税務署で紙提出。 - 4. 期限内に申告
毎年2月16日〜3月15日が申告期間。 - 5. 納税
所得税を納付。翌年の住民税にも反映される。
経費として認められるもの
副業に関連する支出は経費として計上でき、税金を抑えることができます。
主な経費の例
- 通信費 - インターネット代、スマホ代(副業使用分)
- 消耗品費 - 文房具、プリンターインクなど
- ツール代 - ChatGPT有料版、Adobe、会計ソフトなど
- 書籍代 - 副業に関連する書籍、教材
- 交通費 - 打ち合わせのための移動費
- 家賃・光熱費 - 自宅作業の場合、按分して計上可能
注意点
経費の計上には根拠が必要です。領収書は必ず保管し、私的な支出と混同しないよう注意しましょう。不正な経費計上は追徴課税のリスクがあります。不安な場合は税理士に相談することをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q: 副業禁止の会社でもできる副業はありますか?
投資(株、不動産)や、家族名義での事業は副業に該当しないケースが多いです。ただし、就業規則の解釈は会社によって異なるため、人事部門に確認することをおすすめします。
Q: 本業に活かせる副業はどう選べばいい?
本業と関連するスキル(プレゼン、文章力、データ分析など)を伸ばせる副業を選ぶのがおすすめ。例えば、営業職ならライティングやコンサル、エンジニアならプログラミング副業など、相乗効果を狙えます。
Q: 副業で疲れて本業に支障が出たらどうする?
副業の時間を減らすか、より効率的な副業に切り替えましょう。睡眠時間6時間以上は必ず確保し、体調を崩す前に調整することが大切です。
Q: 副業収入が増えたら独立すべき?
副業収入が本業の収入を超え、かつ安定している場合は検討の余地があります。ただし、会社員の安定した給与や社会保険のメリットも考慮し、慎重に判断しましょう。まずは副業収入が1年以上安定してから検討するのがおすすめです。
まとめ:会社員が副業で月10万円稼ぐロードマップ
- Step 1(1週目):就業規則を確認し、副業の種類を決める
- Step 2(2〜4週目):必要なスキルを学習(AI活用なら短期間でOK)
- Step 3(1〜2ヶ月目):クラウドソーシングで最初の案件を獲得
- Step 4(3〜6ヶ月目):実績を積み、単価を上げていく
- Step 5(6ヶ月目〜):月10万円達成。継続案件を増やして安定化
会社員の副業は、もはや特別なことではなく、キャリアを豊かにするための一つの選択肢です。本業を大切にしながらも、新しい収入源とスキルを築いていきましょう。